海外を2年もフラフラしていた私は、ついに日本でナース再デビューを果たしました☆

今日から看護師としてデビューしました、はなです^^

ワードプレス移行を考えてからブログネタを思いついては「次のブログに書けばいっか」と自分を甘やかしつづけており、結局何も進んでいません。

が、今日の記事は今絶対書いておかなければいけないと思ったので、書きます。

だって今日は私の30歳最終日なのですから…

 医療職者として2年4ヶ月ぶりに働く心境

タイトルに「ナース」と書いてはみましたが、今日のボジションは介護士でした。

なぜなら、いきなり看護師という責任あるポジションはハードルが高いと思ったから。

医療の専門知識は忘れているし、高齢者や医療スタッフとのコミュニケーションについてもうまくいく自信がありませんでした。

そもそも、海外でゆるーい生活を約2年間もしていた私は、日本の社会の中で1人のスタッフとして働けるのかと不安が大きかったです。

ですので、今回は「医療処置のないポジションで」と派遣会社の方にお願いして、施設のデイサービスで介護士さんと働かせていただきました。

とはいえ久しぶりすぎたし、初めての土地だし、知っている人はいないし、不安だらけで夜は眠れませんでした。。。

ミッションは「高齢者をひたすらお風呂に入れる」こと!

派遣先の施設に行くと、「今日のあなたの仕事は入浴介助ね」と言われました。

デイサービスに来た利用者さんをひたすらお風呂に入れるこの仕事、すっごく体力を使います。

自分ひとりでお風呂に入れる人はいない、1人ひとり麻痺などの体の状態が違う、そしてスタッフを含む全員と初対面、そんな中で介護するのはけっこう大変でした。

やっぱり私はおじいちゃんおばあちゃんが好きだと気づいた

入浴介助は久しぶりで始めは手際が悪かったけど、何人かするうちになんとなく看護師時代に学んだケアの仕方が蘇ってきました。

そして、「あ、コミュニケーションをとらなきゃ」というふうに自然に思えました。

利用者さんの背中をこすりながら、趣味や天気などの世間話をしているとき、

「あ、私やっぱりおじいちゃんおばあちゃん好きだわ!」と気づきました。

海外で遊んでいたときには忘れていた感覚。

看護学校の実習時代に初めて患者さんと話した時の思い出が蘇るようでした。

「ありがとう」の力は絶大

看護師などの医療職者がよく言う言葉、

「患者さんのありがとうという言葉が力になります」は本当だと身をもって感じました。

私は仕事だから当たり前と思って利用者さんの体を洗っていたけど、彼らは一つひとつの私の声かけに対し

「ありがとうね」「そんなに綺麗にしてもらってうれしい」

とおっしゃってくれました。

やはりそれは自分が頑張るための原動力になりました。

久しぶりに働いて腰が痛かったり、手がガサガサになったりしたけれど、

それがちょっぴり安らぐような気がしました。

久しぶりに「人生の先輩」と真剣に話した気がします

私が海外生活をしていた頃に近くにいた人はほぼ同世代でした。

どちらかというと同い年より年下が多い(とくにセブにいたとき)のもあり、いつしか私のポジションはお姉さん。

意識高い系の年下の友人から学ぶことは多かったけど、なかなか自分より大幅に年上の方と真剣に話す機会はなかった気がします。

一方、今日は先輩医療者さんと一緒に働きました。

私に新しい考えを吹き込んでくれたのは、同じ派遣会社から看護師として仕事に来ていた2人の先輩看護師さんでした。(おそらく50歳前後)

私より長い人生を歩んでいる先輩からの言葉は、実に説得力がありました。

「今やっていることは必ず今後の力になるんだよ」

私の看護学校時代の同期で一度もブランクを空けずに働いている人は、看護師9年目だと思います。

対する私の看護経験はたった4年半。半分です。

ブランクが気になっていたし、自分より年下がどんどん増えていく現実に焦りを感じることもありました。

でも、今日会った先輩ナースAさんは、

「ブランクは私たちもあるの。

今、あなたは派遣で看護師をやろうとしているところだけど、それは素晴らしいことだよ。

今一度でも見ておけば、何年後かに同じ処置をするってなったときに『それ、一回見たとあります』って言えるでしょ。

一回でも、『見たことある』っていうのは『知らない』ことよりもずいぶんいいよね。

今やっていることは、絶対今後の自分への力になるから。

だから、今のうちにいっぱい経験したほうがいい。

頑張ってね」と話してくださいました。

あとはこんな会話。

「あなたのブランクは何年?え?2年でしょ?

私たちなんて2ケタよ。(笑)」

私が2年間看護師をしていなかったことなんて、80年以上の人生で見たら一瞬だったことに改めて気づくと、たった2年のブランクなんてそこまで気にする必要ないんだって思えました。

「看護師に1番必要な技術ってやっぱりコミュニケションだよ」

これは、独身時代に大学病院の手術室で看護師をされていたという、Bさんの言葉です。

彼女は手術室看護師のときには、手術前の患者さんのところに行って説明をし、

今日働いている施設では、利用者さんとの会話を楽しみながら日常生活を援助していたようです。

どちらの場面でも1番大切なのは、相手を思いやる心を含めたコミュニケーションです。

ここがぶれていないことが、看護師としての必須条件だと感じました。

まとめ:看護の世界から学ぶことはまだまだ多そう

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今日はデイサービスの入浴介助のお仕事をしましたが、今後は他の施設でも看護師としてお仕事をする予定です。

いろんな職場を見ることで、医療の対象者(患者さん、施設の利用者さん、健診を受ける方)や、そこで働いている医療職の方と話すことができると思います。

きっと、そこでも世界が広がるんだろうなー。

そして今日お年寄りを介護しながら感じたのは、「人は必ず年をとるんだ」ということです。

今私たちが普通にできている行為、歩く、座る、立つといったことは、年をとればできなくなるのかもしれない。

逆に、今それができなくなっている人も、若いときは今の私たちのように当たり前にできた時代があったはず。

そう思うと、高齢者に対して「あれもできない、これもできない」と言うのは未来の自分たちを否定しているように聞こえるような気がします。

目の前の人に優しく関われる自分でありたいと思いました。

よし、まだ30歳のうちにブログアップできたぞー!

1時間で2500字、できたー!!!

31歳も新たな気持ちでがんばります^^

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hanablo

複業フリーランスの元看護師。世界をハーモナイズすべく、オンラインのセールスやコミュニティーマネージャーなどの仕事を通して人と人との化学反応を生んでいる。得意なことは戦略的コミュニケーション&スキルのかけ算。 看護師を27歳で辞め、2015年から2年間は海外生活(オーストラリア、フィリピン、フィジー)を楽しむ。現在フリーランス7年目。趣味は音楽、旅です!

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    複業フリーランスの元看護師。世界をハーモナイズすべく、オンラインのセールスやコミュニティーマネージャーなどの仕事を通して人と人との化学反応を生んでいる。得意なことは戦略的コミュニケーション&スキルのかけ算。 看護師を27歳で辞め、2015年から2年間は海外生活(オーストラリア、フィリピン、フィジー)を楽しむ。現在フリーランス7年目。趣味は音楽、旅です!