現在、セブ留学中のはなです。
実は私の今回の留学は3回目。
今回は「ライター枠」でセブのクロスロードという旅人たちの語学学校に留学しながら学校のブログ記事を書いています。
そんな私の留学歴はというと、
1度目はワーホリ前のフィジー留学、2回目はワーホリ直後のセブ留学でした。
ワーホリ中のオーストラリアでは語学学校に行かず、自力で英語環境を求めてローカルの家族にお世話になりました。
「英語を話せるようになりたい!」
そう思う方は多いと思いますが、留学時にどこの国にしようかは迷うもの。
私もワーホリを決めたとき、オーストラリアで学校に行くのか、フィジーやフィリピンなどの格安留学をするのか、かなり悩みました。
でも、3回もの留学をした私は、胸を張って断言できます。
「初心者こそ、初めての留学はフィリピンやフィジーなどの発展途上国ですべき。
そこで基礎を固めて、オーストラリアやカナダ、イギリスに行ったほうが時間もお金も無駄がない」と。
そこで、初心者にこそフィリピンやフィジーなどの格安留学をオススメする理由をまとめました。
もくじ
1.留学費用が安い
フィリピンやフィジー留学では、「格安」という言葉がよく使われます。
物価も日本に比べて3分の1程度であるため、食費や娯楽費も安くつきます。
オーストラリアやアメリカと比較しても大きな差が出ます。
2.フィリピンの場合、ワンツーマンレッスンができる
フィリピン留学で売りにしているのが、「ワンツーマンレッスン」ができること。
ワンツーマンレッスンは、集団授業に比べて生徒が英語を話す時間が長くなり、質問などしやすいです。そして、私が授業を受けた感想としては、発音矯正や英作文の添削、カランメソッドなどの授業を受けられるのは、ワンツーマン授業の圧倒的強みです。
※カランメソッド:先生の質問に対し、一時一句間違えずに反射的に返答しなければならない授業。精神的に疲れるが、文法の間違いを正すのにはとてもいい勉強になります。
3.第二言語として英語を学ぶ先生は、英語ができない日本人の気持ちをよく分かってくれる
実は、この記事で1番伝えたい内容はここなのです。
語学学校のサイトでもよく上記のような文言があります。
しかし、なんとなくイメージはできても私自身は本当かな?と疑う気持ちがありました。
そんなとき、授業中にフィリピン人の先生とあるやりとりをしました。
ちなみにその先生は、「本当にフィリピン人?アメリカ人じゃないの?」というくらい発音が綺麗な先生です。
先生「Hana、あなた、この前より日本語訛りがひどいわよ。もしかして朝から日本語ばっかり喋ってたの?」
私「あ、うん……(今日は授業がいつもより遅く始まったから、朝からいつも以上に日本語喋ってたなー。反省。そんな私の今日の発音ダメ??汗)」
先生「英語の発音て簡単じゃないわよね。私たちもよ。英語をきれいに話すには、まず日本語の発音を一回取らないといけないよね。
私、以前オーストラリア人のネイティブスピーカーに英語のレッスンをしてもらったことがあったの。
そのときは、私もセブアノ(セブの現地語)の訛りがひどくてね。
そんなとき、オーストラリアンの先生に言われたのが、
『英語と他の言葉は舌の使い方が違うんですよ。
だから、朝起きたら自分の好きな英語の言葉を唱えて英語の発音を練習するといいです。
毎朝起きてすぐね。ほんと、簡単な言葉でいいから。
それを唱えてからトイレに行くようにすると、英語の発音の仕方が変わりますよ。』
ってことだったの。
だから私も好きな英語の言葉を紙に書いて壁に貼ってね、毎朝読んでいたんだよ。
そしたら、少しずつ英語の発音に慣れてきたの。
英語を話すのにも、準備体操が必要なのよ。私たちはネイティブスピーカーじゃないから何年も母国語で話すくせがついてるからね。
私が学生で英語を勉強していたときは、発音のテストが厳しかったなー。
エッセイを読む授業だったんだけど、正しい発音で読めなければ何度もやり直しさせられたの。
他の言葉を話す私たちが英語を勉強するのは難しくて当たり前なのよ。
一気にネイティブのような発音を目指すんじゃなくて、毎日少しずつ英語に慣れることから始めましょう!』
これを聞いて、「あ、この先生、英語を学ぶ日本人の気持ちをすごく分かってくれてると思ったんです。
アメリカ人やイギリス人は英語環境で育っているので、このような気持ちを分かってくれないことがあります。
私もオーストラリアにいたとき、英語がうまく話せず多国籍のメンバーの会話に入れなくて悔しい思いをしました。
でもフィリピン人やフィジー人は第二外国語として英語を学んで話せるようになった人々。
たどたどしい日本人の英語に耳を傾けてくれたり、こちらが意味が分からないというそぶりをしているとわざわざ簡単な単語で置き換えてくれたりするなど、親切な方が多いです。
(人によってはなまりがある、文法に間違いがあるなどの問題はありますが。。。学校の先生はしっかりした英語を話される方がほとんどです。)
まとめ
私は留学3回目というかなり贅沢な海外生活を送っています。
まだまだ英語がペラペラとは言えませんが、2年前に初めて留学したときと比べると圧倒的に話せるようになっておりTOEICの点数でもある程度結果を出せました。(TOEIC300→715点)
そんな私が以前より英語を話せるようになったのは、学校で発音や文法などしっかり勉強したからだと思っています。
(もちろん、オンライン英会話、質のよい英会話教材などを使えば日本にいても英語がうまくなるとは思いますが、今回はその話は置いておきます)
留学を考える場合、どこの国のどの学校に行くかは今後の人生を左右するかもしれないくらい大事な選択です。
「留学=ネイティブイングリッシュを学ぶ」
というのは日本人の私たちにとって憧れ。
しかし、格安留学が流行っているこの世の中、英会話初心者はそれを利用しない手はありません。
先進国の語学学校に行ったとしても、初心者であれば学ぶ内容は基本的な文法や英語を使ったゲームなど。
したがって、先進国でも発展途上国でもさほど差がないと思います。
(もちろん中級者以上になれば専門的内容が含まれるので違いが出てきます)
温暖な気候で育ったフィリピン人やフィジー人の先生との英語の授業は、とても楽しいです。
比較的費用が安くすみ、なんといっても先生も英語初心者の気持ちを分かってくれるので安心して英語の勉強ができます。
ぜひ、英語初心者の方、留学の第一歩はフィリピンやフィジーで踏み出してみてはいかがでしょうか。
以前留学していたサウスピークでの留学体験はこちら。
なぜ私がワーホリ終了後にセブのサウスピークに留学したのか、そして、留学してよかったこと。
後日、現在留学しているクロスロードの体験談も書きます!!
hanablo
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