看護師がワーホリするならこれをすべき!30歳目前でオーストラリアへ渡航した私が、ワーホリでやってよかったことBest3

【2021年7月26日更新】

29歳のときにオーストラリアへ渡り1年間ワーホリをしたはな(@hana8787hanae)です。

渡航して、もう5年も経ってしまいました。

リオオリンピックをオーストラリアのシェアハウスで見たのが懐かしいです!

1年間オーストラリアでワーホリする!

これを決めたのは、渡航の1年前です。

看護師として4年間働いていた病院を辞めた後、ゲストハウスでアルバイトをしました。

そのときに英語を話せなかったこと、海外生活経験者と話す中で自分も行きたいとあこがれを持ったことが全てのはじまりでした。

帰国して時間が経った今でも、当時の経験を思い出すことが多々あり、

「やっぱり思い切ってワーホリしてよかったな」と思います。

ワーホリ中にいろんな人と出会いました。

その中でも多かった職種は看護師です。

そして、最近twitterで「看護師」「ワーホリ・留学経験者」と発信していくことで、「ワーホリしたい現役看護師さん」から直接相談を受けることが出てきました。

看護師って、帰国しても再就職しやすい仕事です。

他の仕事をしている方と違い、看護師は「1年海外行って帰国しても、また仕事に戻ればいいし♪」と思ってフットワーク軽く渡航している方が多いような気がしました。

じゃあ、その看護師がワーホリ中にやったほうがいいのはどんなことだろう??

ということでこの記事では、私がワーホリでやってよかったことについて、完全なる看護師目線でお伝えします!

私の経験からの主観ですが、看護師の方には共感していただけるのではないでしょうか。

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看護師である私の1年間のオーストラリア・ワーホリスケジュール

はじめに、私が1年間のオーストラリア生活で何をしたかを紹介します。

  • 2016年1月:オーストラリアのシドニーへ滞在(5日のみ)
  • 1月〜4月:パースでオーペア(住み込みのベビーシッター)
  • 4月〜5月中旬:パースからダーウィン、アリススプリングス、ケアンズのキャンプツアー
  • 5月中旬〜6月:日本へ一時帰国(5週間)
  • 6月〜10月末:ブリスベンのジャパレスで仕事
  • 11月:バックパックをかついでの1人旅。タスマニアで旅をしながらファームで仕事
  • 12月〜1月:アデレード、メルボルン(ベビーシッター)、シドニー(年越しの花火鑑賞)へ行き、ぴったり1年で帰国。

このように、私のワーホリは「移動型」です。

かなりアクティブに都市移動をした1年間でした。

今考えると、よくあんなに場所を変えたなと当時の自分を尊敬してしまいます。

それでは、この中で看護師さんにぜひやるべき!とオススメするのは何か、ご紹介していきます。

看護師である私がワーホリ中にやってよかったこと3選

1.オーペア(住み込みのベビーシッター)

ごく短期間ベビーシッターをしていたおうち。夏のクリスマスパーティーをしました!

本音を先に言うと、看護師か否かに関わらずワーホリでやってよかったことNo.1は、オーペアの仕事です。

オーペアとは、現地の家庭に住み込みで子供の世話や家事の手伝いをするお仕事。

子供の手伝いということで保育士さんや幼稚園の先生が好まれますが、看護師も「社会的に責任ある仕事」としてオーペア宅のお母さんたちから人気です。

「日本で看護師をしていました」と言うだけで、現地のお母さんたちから信頼してもらえます。看護師というのは、国を超えて認められる資格です。

(子育ての経験、資格がなくても「子供が好き」という条件さえ満たしていれば、多くの家庭でオーペアとして働けます)

私はオーストラリア人の高級住宅で、3人の子供(7歳、5歳、1歳半)の世話をしました。

3ヶ月間手伝いをする中で学んだことは、自分が常識だと思っていた子育ての仕方は、ところ変われば常識じゃないということです。

子供の面倒は親が見るべきだということ、

毎日家族揃って全員同じごはんを食べること、

子供は好き嫌いなく何でも食べるべきだこと、

子供の欲しいものを我慢させるのも「しつけの1つ」だということ、

このような日本では当たり前だと思っていたことが、オーストラリアの家庭では普通じゃありませんでした。

この事実を知ることは、自分が子育てをするときになるとかなり生きてくるのかなと思います。

日本の一部のお母さんたちは、自分の思うように子育てができないことや周りの考える「普通通り」に子育てをしなきゃいけないことに悩んでいるのではないかと思います。

一方、「目の前の常識以外を知っておく」というのは、焦らないこと、自分を認めることに繋がります。

それが、親自身が自分に優しくなり、子供を大切にできることになると感じました。

オーペアは、看護師さんにはもちろんおすすめですが、将来子育てをしてみたいすべての人に経験していただきたい仕事です。

辛いこともありましたが、やってよかったと胸を張って言えます!

オーペアについて、私に聞きたい方はこちらから→問い合わせ

2.お金をかけた長期の旅

西オーストラリアのダーウィンにて

看護師としてワーホリ中にしてよかったこと第2位は「お金をかけた長期の旅」!

私はオーストラリアに滞在中の11ヶ月のうち合計4ヶ月くらい旅をしました。

しかも1回目はキャンプツアーということで、3週間で30万円近くするツアーへ参加して贅沢な時間を過ごしました(あ、でもヨーロッパなら1週間でその値段なので、そんなぜいたくじゃないかもですね。あくまでワーホリの節約個人旅行と比較して「贅沢」と考えてください)。

キャンプツアーに参加した日本人の友達は、看護師でした。

「貯金あるし、お金なくなったら帰国してから頑張って稼げばいいよね?」ということで意見が一致し、がっつりお金をかけてオーストラリアを楽しみました。

オーストラリアでワーホリ中に旅をする人はかなりたくさんいます。

旅をする方法としては、自分で車を買うor借りて乗り合わせることと、私のようにツアーに参加する2通りがあります。

どちらも楽しいです!

私は看護師時代の貯金をがっつりツアーに費やしたので、宿の予約や目的地決め、毎日の食事調達など面倒なことは全てツアー会社がやってくれました。

そして、ツアー中はオーストラリアの各地の世界遺産や国立公園を余すところなく周り、キャンプをしていました。

その間、心配事はほぼゼロです。目の前のことを楽しむだけ。

だって、ツアー会社が全部やってくれるから。

旅行の細々を決めることも楽しいですが、やりたくないことはお金を払ってさらっとやってもらうほうがよいときもあります。←人によりますが。

また、長期の旅行って働いているとなかなかできないですよね。

特に看護師なんて、カレンダー通りの正月休みやゴールデンウィークはありません。

病院によっては年に1回、1週間の休みを取るのが精一杯であることも少なくないでしょう(私の勤務先はそうでした)。

ワーホリで長期旅に出れば、日本の仕事のことなんて全て忘れて自然に身を任せることができます。

世界って広いな。

夕焼けって綺麗だな。

鳥のさえずりってステキだな。

毎日こんなことを感じながら旅をする、

これは、ワーホリで長期旅をする人の特権です!

オーストラリアのワーホリでどんな旅ができるか相談したい方はこちら→はなへ問い合わせ

3.英語学習

アデレードの図書館(まるでハリーポッターの世界)

私は、ワーホリ中はできるだけ英語を話す環境に身をおけるように生活しました。

その結果、ワーホリ前「This is a pen.」レベルだった私の英語力は、自分の好きなことであれば3分くらいはスピーチできるくらいになりました。

TOEICスコアの伸びは、280→750です♪

ワーホリで海外に行くなら、英語は最低限身につけておいたほうがよいです。

なぜなら看護師の場合、頑張れば永住権取得という希望が待っているからです。

こちらの記事によると、看護師は、オーストラリアの永住権取得の職業第3位にランクインしています。

The top five occupations granted visas in the skilled stream in 2017-18 are:

  • Accountants (3505)
  • Software Engineer (3112)
  • Registered Nurses (1561)
  • Developer Programmer (1487)
  • Cook (1257)

Quote:Five top jobs granted Australian permanent residency visas in 2017-18

訳:2017〜2018年にかけてビザ(ここではpermanent residency、つまり永住権)を取得した熟練した職種5つは、会計士、ソフトウェアエンジニア、正看護師、プログラミング開発者、調理師です。

(ちなみに引用元のサイトは、オーストラリアの公共放送局。英語やそれ以外の言語でテレビやラジオ放送をしているようです)

日本人の看護師がオーストラリアで正看護師になるまでの道のりはそう簡単ではありません。

年々永住権の取得は難しくなっているようです。しかし、それでも門戸が開かれているのが看護師です。

海外で働くために絶対に必要不可欠なのが「英語力」!!

海外生活へ憧れて、ワーホリへ行って、看護師だったら頑張れば永住できるという道が見えている。

でも、英語ができないから諦めるとしたら……

海外で看護師をしたいと思う人ほど、英語が理由で諦めるのは辛いんじゃないかと思います。

少しでも海外移住を視野に入れている看護師は、英語力を身につけておいたほうがよいです。

過去の私のように英語ができなくて困る経験も出てくると思うので、

英語力があって越したことはありません(私は看護に対してそこまで情熱を感じられなかったので目指しませんでしたが…)。

私がジャパレスで一緒に働いていた看護師さんも、永住権を目指してオーストラリア・アデレードの大学に進学しました。

かなりお金もかかるらしいので、そういう道を考えている方は貯金も必須です!

ワーホリを終えた看護師は、帰国後もそのまま仕事に戻ることが多い

アデレードの街を散策中、たまたま見つけた病院。上にサンタさんがいますね。

ワーホリする人の心配事で多いのが「ワーホリを終えたあとに何をしようか」ということだと思います。

統計を取っていないので正確な数字は分かりませんが、私の知っているワーホリ経験者の看護師は、ほぼ全員看護師の仕事に戻っています。

派遣の仕事で出会った看護師の中にも、ワーホリ経験者という方がいました。

でも、”看護師”に戻るといっても渡航前と全く同じ仕事をしているわけではないパターンもあります。

ある知り合いは、病院スタッフ向けの「患者さんと話すための英会話教室」の開催を担当しているそうです。

また、違う友人は、海外から日本に来る外国人看護師の育成に携わりたいと話していました。

周りの人より少し英語ができる、海外経験があるというだけで、看護師という同じ職種の中でも可能性が広がりますね!

2021年の私は、医療通訳ボランティアをめざしています!

私は、ワーホリ後にセブ島留学して英語力を上げました

私は、オーストラリアでのワーホリを終えたあとにフィリピンのセブ島で語学留学をしました。

留学した理由は、ワーホリで英語力が上達したという資格が欲しかったからです。

結果的に、6週間の留学でTOEICスコアが175点上がりました。

今は750点あるので、履歴書に堂々と書けます。

英語をバリバリ使う仕事をしているわけではありませんが、ネットで少し英文を読んでみたり、街で会った人と英語で話せたりするのは嬉しいです。

まあ、ぶっちゃけると、私のようにワーホリ「後」に留学するくらいだったら「ワーホリ前」に行くほうが断然得るものが大きいです。

ワーホリ前に英語力を上げておくと、得られる仕事や出会う人の国籍が変わってきます!

2021年現在は、医療英語のオンライン英会話で学習中です。

HLCAの医療英語オンラインスクールの感想・口コミ|48レッスン受けました

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ワーホリしたい看護師は、ぜひオーペア、旅、英語学習にチャレンジしてみては?

看護師の私がワーホリでやってよかったことは次の3つです。

  • オーペア
  • お金をかけた長期旅行
  • 英語学習

そのほかにもある程度やりたことを計画しておくと、有意義なワーホリ生活を過ごせますよ♪

ワーホリは、若者が海外へ渡航できる特別なチケットです!

ぜひしっかり準備をして万全の体制で臨みましょう^^

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hanablo

複業フリーランスの元看護師。世界をハーモナイズすべく、オンラインのセールスやコミュニティーマネージャーなどの仕事を通して人と人との化学反応を生んでいる。得意なことは戦略的コミュニケーション&スキルのかけ算。 看護師を27歳で辞め、2015年から2年間は海外生活(オーストラリア、フィリピン、フィジー)を楽しむ。現在フリーランス7年目。趣味は音楽、旅です!

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1 個のコメント

  • 私が住む国にも沢山のワーキングホリデーの方が来られます。ワーキングホリデーの本来の趣旨とかけ離れた自由奔放な方も多いようですが、趣旨の捉え方の違いもあり、私の勝手でしょ!で済まされる環境です。それに日本政府の庇護の下、労働、勉学と観光をバランス良く生活出来るのでとても恵まれています。短期滞在者には学生や就労ビザなどの個人責任で一生懸命な方々も混ざっていますので外見は誰がワーキングホリデーかの見分けはつきませんが年々増えている様に感じ、流行に敏感な日本の若者らしく頼もしい限りです。。統計は取っていませんが、パートタイムなどの募集で面接に来られるワーキングホリデーの方の5人に1人は准看護師、正看護師をされていた、それも日本で5年程度のご経験の方々だと揶揄されていますが多分職業に対するヤキモチでしょう。だから日本は看護師不足なんだと嘆く方もいますが、実際のところそれ程多いのか知りたいものです。日本に住む私の知人に看護師さんが何人かいますが、昔のような過酷な労働環境でもないのですが離職者が多いと言っています。hanae 様が仰る様に、1年間も休んでも戻れる職業は他の職業に比べるととても恵まれていて羨ましい限りですので、このブログを通じて、96%の合格率(2020年)である看護師を目指し、医師を補佐し、時には叱咤して、真に患者に寄り添うこの素晴らしい仕事に従事する方々が増える事を願っています。

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    複業フリーランスの元看護師。世界をハーモナイズすべく、オンラインのセールスやコミュニティーマネージャーなどの仕事を通して人と人との化学反応を生んでいる。得意なことは戦略的コミュニケーション&スキルのかけ算。 看護師を27歳で辞め、2015年から2年間は海外生活(オーストラリア、フィリピン、フィジー)を楽しむ。現在フリーランス7年目。趣味は音楽、旅です!