栄養のある料理を簡単に作る方法を勉強中の、はな(@hana8787hanae)です。
先週末、ベテラン看護師さんにお願いして料理教室を開催していただきました。
1回目は5人の方に参加していただき、2時間でたっぷり栄養について学びました。
私は看護師になるために栄養についてはちょっぴり勉強した記憶があります。
しかし、病院での勤務を離れて忘れたことや、以前の常識が変わっていることもあるなと思いました。
この記事では「私の情報古かったな…」「こんな料理の仕方があるんだ」という新しい発見について紹介します。
※記載されていることは、健康な成人の食生活についてのアドバイスです。疾患をお持ちの方は異なる可能性もあります。不安な方は、個別でお近くの専門家の方をお尋ねください。
もくじ
料理教室の学び
1.卵を食べるとコレステロール値が上がる思っていたけど…
毎日の食卓に並ぶ卵。
「コレステロール値が上がるから1日1つまでにしましょう」と言われたことはありませんか?
私はあります。
しかし、それは古い話で、今の研究では卵のコレステロール値は気にしない方がいいそうです(医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68にも記載してありましたP164)。
ゆで卵にして冷蔵庫に保存し、3時のおやつがわりに食べても栄養価が高いよねという話をしました。
2.野菜の量と同じくらい意識しなきゃいけないものがあるなんて…
いつもあまり気にすることないけど、目を向けなきゃと思っていたのが食物繊維について。
食物繊維は、昔は体に必要なものだと思われていませんでしたが、今では「第六の栄養素」として重要視され、水に溶けないタイプ(不溶性食物繊維)と水に溶けるタイプ(水溶性食物繊維)があります。水に溶けるタイプはネバネバ系とサラサラ系に分けられます。
引用:食物繊維とは?
食物繊維は、腸内の悪玉菌を減少させて腸をきれいに保つ作用があります。
また、腹持ちがよいのでお腹がすきにくく、食べ過ぎを抑える効果もあるようです。食物繊維を含む食事の後の血糖値は、そうでないときと比べてゆるやかに上昇します。
ちなみに、大塚製薬のホームページによると、食物繊維が足りているかは便でチェックできるようです。
気になる方はこちら→食物繊維不足はこれでチェック!
3.味噌を熱しちゃいけないのは知ってたけど…
私は、実家にいたときに料理をする習慣が一切ありませんでした(だから今でもあまり料理のモチベーションが上がらない)。
料理をするのは母親の担当でしたが、いろいろ豆知識を言われる中で覚えていることが「味噌はグツグツ煮てはいけない」ということです。
味噌汁を作るとき、これを守ろうと思っていたけど、気がついたら火を弱めるのを忘れていて煮てしまうという経験は何度もしたことがあります。
それに対する今回のアドバイスは、
「味噌は火を止めてから入れましょう!」ということ。
確かに、火を止めてから入れれば煮えすぎる心配はありませんよね。
次からそうします。
4.「ピーマンの種を取るのは面倒だ」と思う人に朗報です!
夏野菜といえば!トマト、きゅうり、そして、ピーマン。
最近はちょっと高くなったかなと思いますが、夏場のピーマンは安くて、生で食べても美味しいですよね。
私はよく千切りした生ピーマンと塩昆布を絡めて食べます。
新鮮なピーマンはほとんど苦味がないのでおいしいし、火を通さないので副菜にもおすすめ。
ということは置いておいて、
ピーマンの種を取るのって、めんどくさくないですか?
私は種取るのが面倒で「今日は使わないー」っていう日があるくらいです…
でも今日、良いことを聞きました。
それは、
ピーマンは種を取らなくても食べられる!ということ。
今回は、ヘタだけとって、あとは種も一緒にざく切りして炒めました。
豚バラ味噌炒めに入ったピーマンとその種を食べてみると、予想していたほど気になりません。
お皿の下に溜まっていた汁に残っている種は舌触りがちょっと気になりましたが、頑張って噛むかそのまま飲み込めばOKかなと。
「ピーマンの種なんて小さいものは、気にしない!」って人にはよい方法だと思います。
5.レバーだけじゃない!鉄分は野菜で摂ってもOK!
女性って、月経がある関係で鉄分が不足して貧血になる方、多いですよね。
私もこの前の健康診断で貧血でした、、、
数ヶ月前に福岡市で健康診断を受けた様子はこちらの記事から。
貧血ならレバーを。
月経中は注意してレバーを。
と思っていたのですが、我が家には「あまりレバーを食べたくない」という人がいるので積極的に調理できず。
レバー以外で鉄分を取りたい人にオススメなのが、野菜です。
鉄分の多く含まれる野菜として有名なのがほうれんそう。
その他、小松菜やナスもよいそうです。
レバー嫌いな女性は試してみる価値ありですよ!
6.かきたま汁の卵をふっくらとさせるのに、片栗粉は必須ではない
ちょっとしたときに飲みたくなる、かきたま汁。
ふわっとした卵が入っている汁物は、子供からお年寄りまで多くの人が好きだと思います。
このかきたま汁の卵をふんわりさせるときに必要なのが、片栗粉です。
でも、片栗粉は糖質が高いため、ダイエットしたい方には不向き。
今話題の糖質ダイエットでは避けた方がよいです。
その代わりに何を使うかっていうと、
何も使いません!
鍋の中の汁をさいばしでかき回しながら、そこに卵を線のようにたらして少しずつ入れていきます。これでふんわり卵の出来上がり!
次はお家でもやってみます^^
7.「油は取っちゃダメ」はうそ。食べていい油もある!
体によい食事を意識するときに「油を取ったらいけない」という話を聞いたことのある方は多いと思います。
私もそうでした。
天ぷらの衣は半分くらい捨てて、脂身の多い肉の油も捨てて…
でも、食べていい油もあるんです。
それが、オリーブオイル。
オリーブオイルには、血中の悪玉コレステロールを下げる作用があり、美容にもよいそうです。
油は避けると思いがちですが、食品の5大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、無機質)に含まれる大事な成分。
この本には、オリーブオイルを摂取するならエキストラバージンオイルを!と書いてありました(P86より。上で勧めたのと同じ本です)。
ただ、いくらよい油であっても古くなると酸化してしまいます。早めに使い切るのが鉄則です。
余談:同じ著者から新しい本も出たらしいです。斬新なことが書いてありそうww
料理が苦手な私は、自分の主催した料理教室で誰よりもたくさんの学びを持ち帰ったかもしれない
今回の料理教室は、自分が主催者だったにも関わらず学びの多い会でした。
他のみなさんも会食の間に講師の方にいろいろ聞いていたので、みんなそれぞれ学びがあったのだろうなと思っています。
こんなふうに、看護師さんが講師を務める料理教室は、普通の「楽しく料理をしましょう」という要素に加え「いかに健康に、毎日の食生活を豊かにしていくか」というところに重点が置かれています。
興味がある方は1度遊びに来ていただけると幸いです^^
【今後の予定(11月以降の予定は変わる可能性大です)】
10月 秋の味覚でアンチエイジング 10/17木曜の予定です。
11月 未定(周りの友人へ相談中)
12月 我が家でクリスマス会!誰でもできるローストビーフの作り方
1月 正月太りした?とは言わせない! お腹いっぱいでもヘルシーな料理
2月 作ってあげたい彼スイーツ!体を考えたバレンタインお菓子
3月 春はもうすぐ!お花見弁当!orもうすぐ新学期!お弁当に使い回せる簡単おかずレシピ
ナースの料理教室。料理教室をしたいと思った詳しい理由は下の記事から。
hanablo
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