【2024年5月11日 追記】
海外経験もありながら、看護師の資格ももっている、はな(@hana8787hanae)です。
看護師系の記事を書くにあたって、私の看護師人生に特化した記事があったほうがいいなと思ったので書きました。
看護学校入学から大学編入、総合病院ICU看護師→6ヶ月の派遣看護師→(海外渡航)→単発の派遣看護師→週1デイサービス看護師→退職→医療者支援の仕事、のそれぞれのストーリーをお伝えします。
もくじ
18歳:看護学校へ入学
本当は大学に行きたかったのですが、行きたかった大学全てに落ちたので看護学校へ。
1学年の生徒数100人を超えるマンモス看護学校で3年間勉強しました。
看護学校では女子寮に入り、実習や試験勉強へのグチをこぼしながらも仲間と助け合って乗り切りました!
学校には戻りたくないけど、寮生活はもう1回したい!
そんな青春時代を送った3年間。
21歳:大学の看護学科へ編入学
看護学生のときの初めての実習で、卒業生で看護師1年目の方と出会いました。
その先輩がとても生き生きと働いており「専門学校卒でも立派な看護師になれるんだ」と知った私は、大学進学はしなくていいと考えました。
しかし、大学へ進学した高校の同級生は、サークルだのバイトだの、すごく楽しんでいました。
しかも大学生活は4年間もあるので(看護学校は3年)、余裕があってうらやましすぎたんです。
私もやっぱり大学に行っておこうと思い、編入のために勉強することを決意!(遊び以外にも理由はあります。それはのちほど)
編入することを決めてからは、忙しい看護実習の合間に週2回予備校に通ってました。
クラスメイトが実習のことだけを考えてればいい時期に、編入試験の勉強(国家試験より少し難易度が高いくらいの試験勉強に加え、英語学習)を頑張りました。
やっぱり私は、大学受験に失敗したのが悔しかったんです。
「私は目標を叶えられなかった。今失敗したら一生ダメになりそう。だから目標を達成するという体験をするには今がラストチャンス」
そんな気持ちで勉強しました。
受験勉強の長期戦である大学センター試験はうまくいかなかったけど、短期集中戦である大学編入試験は自分なりの戦略を立てて一気にがーっと知識を詰め込みました(今は知識だけでは編入するのは難しいっぽいです)。
見事、受験した大学2つとも合格し、晴れて大学生へ。
すでに看護師国家試験に合格していたので、大学で学ぶのは保健師になるための勉強、そして一般教養。
実は、保健学科の授業よりも一般教養の方が楽しかったです。
そして念願の大学に入れたということで、看護学科以外のサークルにも入って看護師以外の友達と積極的に交流していました。
大学時代に入っていたサークルは3つ。
- 中高生に性教育をする(保健学科):県内の中学校や高校で授業をしたことがあります。
- 国際交流サークル(大学全体):大学に来ている外国人留学生に日本語を教えたり、日本の文化を教えるためのワークショップを開催したりしていました。
- 献血推進ボランティア(学校外):看護学生時代から続けていたボランティア。
献血に興味があったわけではなく、学校以外の人と交流を持ちたくて入りました。
大学に入ってから地元のサークルの副会長になり、九州代表会議に出席して九州各地の人と仲良くなったのがいい思い出。
今の私の「看護師にとらわれずいろんな仕事をする」という感覚は、大学時代のサークル活動からすでにはじまっていたようです。
23歳:総合病院へ就職し、ICUで4年間勤務
大学であまり言われなかった気がするのですが、看護学校では「卒業後は大きな病院で最低3年は働きましょう」という風潮がありました。
なので、言われたとおりに総合病院へ就職しました。
周りの同級生より1歳年上という理由(推測です)で、配属先は希望外のICUへ。
ここ、私には合っていなかったんです。。。
毎日違う病気の患者さんが運ばれてくるし(循環器、脳外科など単科ではない)、タイムスケジュールを考えていても急変などで崩れるし、時間との戦いだから時には現場がピリピリしているし、、、
病院内での移動も考えましたが、そこの病院自体が超急性期で自分の性格に合っていなかったので4年でやめました。
心も体も疲れ切っていたにも関わらず、よく4年間無遅刻無欠席で働けたなと思います。
健康な体に育ててくれた両親には感謝!
27歳:看護師を一旦休憩後、海外留学資金を貯めるために派遣看護師へ
看護師をやめてすぐに働いたのは、ゲストハウス(格安の宿泊施設)。
医療と全く違う分野で何か仕事をしたくて挑戦したのですが、ゲストハウスでは看護師時代には会うことのなかった人たちとの出会いがとても新鮮でした。
ここでの出会いがきっかけでワーキングホリデーで海外に行くことを決意。
行くならもう少しお金を貯めようと考えていたところ、たまたま登録した派遣会社から派遣看護師の仕事を提案され、働くことにしました。
九州の田舎にある総合病院へ。
働いていた外科病棟の人間関係はとてもよく「白衣の天使」の見本となるような看護師が何人もいました。
病院自体がゆったりしていたことも関係あるかもしれません。
患者さんが手術、リハビリをして家に帰るまでをサポートする外科看護は楽しく、やりがいをもって働けました。
3ヶ月の予定を1回延長し、合計半年働いてがっつり貯金。
そして念願の海外生活へ。
28歳:フィジー留学・オーストラリアワーホリ・セブ留学で2年間海外へ
28歳で人生初の留学。
そのあとオーストラリアで1年間過ごし、セブにも9ヶ月滞在しました(海外生活の話は別で)。
日本の看護師免許はそのまま海外で使えないのですが「看護師と言えてよかった」と思ったのが、ベビーシッターの仕事をしたときです。
現地の家庭に住み込んで、子供の世話や家事をする3ヶ月を過ごしました。
子どもがいる家庭で仕事をするには「日本で看護師してました!」と言うだけで親御さんに安心感を与えることができます。
実際、姪っ子の世話をした経験もあったので、自信をもってオーストラリアでの子育て業務を果たしました。
31歳:日本へ帰国。単発の派遣看護師でへ挑戦
海外に2年間いると、看護師以外の働き方が見えました。
その働き方にも憧れるけどまずはお金も必要!ということで、負担の少ない看護師の仕事がないかを探しました。
そこで見つけたのが「派遣看護師」しかも単発OK!という仕事。
サイトに登録して面接をし、自分がやりたい仕事の求人があったときに申し込みをします。自分の予定や他の仕事のスケジュールでシフトを入れられるのでとてもありがたい働き方です。
これまでやった仕事は、
「フリーランス業務を続けながらときどき派遣看護師として現場に出没」というのを1年半くらいしました。
32歳:タイミングよく週1のデイサービスの仕事へ
派遣で働くのは、いろんな職場に行ける、さまざまなスタッフと話せるという点で楽しかったです。
しかし1年半も続けるとちょっと疲れて来ました。
メリットって、ひっくり返すとデメリットになりますよね。
毎回新しいところに行ってイチから仕事を教えてもらったり、初対面のスタッフと人間関係を築くのが少し面倒に感じて来てしまいました。
さらに、単発の派遣看護師が働けるのって「単発でもいい仕事」ばかりです。
単純作業であることも多いし(健康診断は特に)、継続的に利用者さん(患者さん)を見て関わることが難しいためやりがいに欠けるなと感じていました。
「週1とかで働ける看護師の仕事ないかなー」と知り合いの看護師さんに話していたところ、その方のつてでデイサービスの仕事を紹介してもらいました。
とてもタイミングがよかったです!
職場は、重症心身障がい児向けの放課後デイサービス。
特別支援学校に通う子どもたちの面倒を見る仕事でした。
おやつを食べる、排泄する、などの手伝いをしながら、レクレーションの時間にピアノやハンドベルで音楽の時間を取り入れたり、ままごとや工作をしたりしました。
それを続けながら、他の日はライティングや旅行関係の仕事をするのが日常。
人と会う仕事:どこでもできる仕事
このバランスが最高だった時期♪
34歳〜今:看護師を退職し、医療者支援の仕事+αへシフト
調子良く看護師のバイトをしていたのですが、管理者が変わったこと、会社のいろんな面が見えてしまったことにより退職しました。
週1回なんだから頑張ればいいのに…
という声も聞こえてきそうですが、人間関係等含めてそれさえも面倒に感じてきたんです。
「自分の思う働き方がしたい」という気持ちに素直になった結果でした。
病院でないとはいえ、コロナ禍で看護師をするのは気持ち的にもプレッシャーもありましたし。
看護師の仕事を辞めてからは、看護師などの医療者向けのオンライン英語スクールスタッフとして働いています。
(医療介護系人材のインタビューライターもしていました)
看護師としてのバックグラウンドや英語学習経験、人の話を聞くスキルを活かせるので、楽しいです!
2024年現在も看護師はしていませんが、看護師や医療福祉業界を支えるポジションには興味があります。
ちなみに、看護師とは別にベビーシッターも4年近く継続しています。
ベビーシッターは個人で動けるので、同僚に気を遣う必要がなく働きやすいです。
興味がある方は、こちらの記事をどうぞ!
看護師の副業に最適!キッズラインのベビーシッターの仕事を完全解説|おすすめ理由、仕事内容、給料
楽しく自分らしく働けることが1番大切だと思う
これを読むと、看護師になるために5年間も学校に行ったのに看護師としてのキャリアアップをしないなんて無駄だという考え方もあるでしょう。
でも「自分が1番輝ける場所で、楽しく働く」という人生で大切なことをするために今までの出来事が起こった。そう考えれば、全て意味があったのだと感じます(ポジティブすぎますかね?)。
これからは、看護師という資格をプラスに捉えつつ、自分の好きなことを生かして働いていく様子を発信できたらと思っています!よろしくお願いします^^
海外生活も含めた自己紹介ははなのプロフィールを見てください🤗
hanablo
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